リキッドレイアウトの弱点を克服

リキッドレイアウト採用にあたって問題点を再検討してみた。ブラウザで解決できる問題だとは思うので、リキッドレイアウトに起因するデメリットではないが、少なくとも現在ある問題としてこれは明らかにまずい。

  • ブラウザのサイドバーを利用するなどしてメイン領域の幅を変更すると、文字の表示位置が大きくずれ、読んでいた場所が分からなくなる。

今のところ回避方法としては、内容が長大な場合には複数のページに分割するなどして縦方向のスクロールを多く要求しないようにすることくらいしかないが、よく考えてみればそれはウェブデザイン的に結構基本的なことだったりする。

ここで陥ってはならないのが、逆も真(謎)と思い込んでしまって「ある程度縦長にならざるを得ない場合には幅固定の選択肢もあり」と判断してしまうミス。複数のページに分割とは、何も物理的に分割しなければならないわけではない。こういう止むを得ない状況を打破するためのCSS + Javascriptであり、スライドショーのような方法で解決できる。