備忘録031101-30/趣味のWebデザイン

今回、私は終始一貫、「閲覧者の無知を理由にして文字サイズ固定批判を叩く」という態度について論じて来ました。両者に関連性を見出すことの是非をです。文字サイズ固定の是非については一切論じていません。閲覧者の無知を批判すべきか否かについてもです。アクセシビリティユーザビリティの話もしていません。

ですから、例として一つだけ取り上げてコメントしてみましょう。

製作者が文字サイズを絶対指定しても、不勉強な閲覧者以外は困りません。そして私は、不勉強な閲覧者は批判されるべきだと考えています。無知は罪です。その一例を、10月20日の備忘録などに書きました。あるいは、HPRがIEを利用するのは無知を放置する発想のためだ、と述べました。無知を追放することは不可能です。不可能ですがしかし、無知におもねる必要を、私は感じません。少なくとも、趣味の個人サイトにおいては。

私もそう思います。しかし私が問題にしているのは、「不勉強な閲覧者は批判されるべき」「無知は罪」という命題と、「文字サイズ固定批判を叩く」という態度に、一体どういう関係があるのかということです。もう結論とその理由は書きましたが(Hatena::agenda 2003-10-29参照)、どうやら文字サイズ固定議論だと勘違いしている人もいるようですので、私の主張したかった事柄をもう少し一般的に書いておくことにします。

  • 「閲覧者の無知を放置すべきではない」あるいは「閲覧者を啓蒙すべきだ」という信念でもって、「良いスタイルシートを追求する」という態度を否定すべきではない。両者は完全に無関係であるべきである。

例えば、閲覧者を啓蒙したかったとします。この時、「文字サイズを変更するには?」などといったタイトルの文書を用意したり既存の文書にリンクする。これは分かります。しかしながら、良いスタイルシートを追求する態度を批判する理由にしてはならないのです。たとえ、良いスタイルシートが閲覧者の怠惰を放置するものであったとしてもです。

Re: ありがトン(はてなダイアリー - Noras?)

rel:friendOfの子要素ではなくて、id:wanderingdjさんを表すfoaf:Person要素の子要素にしないと、RDFとしてエラーです。

専用のFOAF生成ツール(あるのかは知らない)を使わない場合、RDF Validatorを通した方が良いと思います。というか通すべきです。FOAF Explorerは、まだRDFパーサとしては未熟で、XMLとして変換処理しているだけのようです。