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- Document Object Model (DOM) Level 3 Validation Specification
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知らぬ間に勧告されていた。動的な操作に伴う検証を扱うようだけれど、それよりLoad and Saveを早く勧告してほしい。良く分からんけど変更が無いことを期待しつつフライングしてしてしまおうか。というわけでじっくり読んでみる。
- Document Object Model Load and Save
W3C Proposed Recommendation 05 February 2004 「Save」するには、
DOMImplementationLS.createLSSerializer()
でシリアライザを作成し、LSSerializer.write(nodeArg, destination)
またはLSSerializer.writeToURI(nodeArg, uri)
。LSSerializer.writeToString(nodeArg)
なら「Save」せずにDOMString(UTF-16)が返ってくる。nodeArgパラメタにはNodeを指定できる。ということはDocumentFragmentも指定できるが、この時はchildNodesが順番通りに書き出されるだけなので、結果はwell-formed XMLにはならない。destinationパラメタはLSOutputインターフェイスを持ったオブジェクトでなければならず、しかもそのアトリビュートによってwriteメソッドの挙動が変わる。出力先は次のアトリビュートの順で優先される:
LSOutput.characterStream
LSOutput.byteStream
LSOutput.systemId
UTF-8なXML文書を操作した後<file:///D|/temp/temp.xml>にShift_JISで保存しようと思ったら:
out = DOMImplementationLS.createLSOutput() out.encoding = 'Shift_JIS' out.systemId = 'file:///D|/temp/temp.xml' ser = DOMImplementationLS.createLSSerializer() ser.write(Document, out)
実際にはfileプロトコルのシンタクスが環境依存なのでその辺りを云々。DOMImplementationLSの取得はLoad and Save実装を謳っているモジュールのgetDOMImplementationぽい名前のメソッドとか何とかを使うとかその辺? これは必然的に実装依存だと思われた。
因みに「Load」に関してはシンプルだから特にメモする必要なし。
- @IT情報マネジメント:[情報マネジメント トレンド解説5]Webは生産性を下げる? ブラウザを超える手段とは
デスクトップサーバー&Webブラウザでサイトの管理を満足している私の立場は。GUIとかを一々考える方が生産性を下げる。論点・立場が全然違うけれども。
入力データを反映させるためページのリフレッシュが必要
という問題点はFlash等にすると解決するのだろうか。部分的にはリフレッシュされる筈。個人的には見知らぬGUIよりはWebブラウザ。よく読んでみると訳分からん。
メニューやボタンの機能をカスタマイズできない
表現力が乏しい
入力データを反映させるためページのリフレッシュが必要
ブラウザの種類やバージョンによって出力レイアウトが異なる
オンライン環境が要求される
機能とかはその為のDOMだし(ちょっと苦しい)、種類やバージョンによってレイアウトが異なるのは「りっちくらいあんと」でも同じことだし(例えばレイアウトの違いを防止するためIE6に限定することと特定の「りっちくらいあんと」に限定することに何の違いがある)、結局オンライン環境が要求されるのは当たり前だし(アホか)。表現力については確かに乏しい。XMLブラウザなら何とかならんか。しかし豊かになればなったで多種多様なGUIでWebユーザは混乱しかねない。
トレンドを煽る文章には詭弁が多すぎ。WWWブラウザの問題点として挙げられている項目のうち「りっちくらいあんと」が真に解決すると断言できるのは表現力だけ。
- 知的所有権は「ばかには見えない服」
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知的所有物というのは実際にはどこにも存在していないのだから、それを「所有している」ということは、要するに「他人にわたしはそれを所有しているのだ、と信じてもらえるということ」と等価で、一種の信仰のようなもの。いくら「わたしは所有している」と言い張っても誰も認めてくれなければ所有していることにならないし、逆に自分では所有している気はなくても人々が所有していると認定すると所有していることになる。
「だから」になっていない。……と気づくと形而上の問題が浮上。