MSIEとgetAttributeNode

Element.getAttributeNode('class');でclass属性の記述が無くてもobjectが返ってくるMSIE萎え(本来null)。nullを期待して書いたコードが沢山在りそうで欝だ。MSXMLは確か大丈夫だったんだが。

Embedding metadata in XHTML and extracting them as RDF

「a要素のrel属性を利用したメタデータ」では、a要素の内容をrdfs:labelとして利用している。私はそのような変換が必ず通用するようa要素をデザインしているけれど、そうではない神崎さんが「a要素のtitle属性(の一部)がその役割を果たしている場合」等々をどうXSLT内で判別しているかを見たかった。例えばこういうの:

  • <a href='/memo/2004/03/15-2' title='この記事(XHTMLとメタデータ:汎用的な方法)の永続的な固有URI'>puri</a>
alt のない画像だけのリンク

例:ユニバーサルデザインホームページへようこそ

セマンティックWeb=単なる属性記述規定?

「情報が持つ属性」と表現すると、情報(コンテンツ)の内容を表現する属性と想像されがち(「セマンティック」だし)ですが、実際には著者や作成日時を始めとした、情報の形式属性(外部属性とでも言いますか)を規定することに主目的があるように見えます(先に「単なる形式属性を記述するための規定」と書いたのは、こういう意味です)。その意味で、セマンティックWebという用語はやはり良くないような気がします。誤解するのが悪いというよりも、誤解してくれといわんばかりの用語選定がちょっとアレかなあと。

情報(コンテンツ)の内容ってなんだろ。コンテンツの内容? そしてそれを表現する属性? 誤解してくれといわんばかりの用語選定がちょっとアレかなあとって、自分を棚に上げちゃあいかんよ。

推測すると、例えば自然言語で記述されたセンテンスがあったとして、それが何を意味しているかを表現する手段だろうか。表現すれば良いんじゃないかな。RDFで。「私はカメラを持っています」とかも表現できるし。こういうことではないのか、良く分からんけど。

著者や作成日時を始めとした、とあるから、「情報の形式属性」の意味は分かった。情報というかリソースだけど。要するに主語になりうる全て。情報だけではなくて。

「主語、述語、目的語」のワンセットをどう表現するかがRDFという規格の役割で、「形式属性」は更にそのなかの「述語」に過ぎないわけで、セマンティックWebと等号で結ばれたらそりゃあ驚く人は驚くだろう(参照:メタデータ、あるいは何だかなぁ)。