文章における平衡(反復(2005年09月))

これは、何もろばQさんだけに限った話ではなく、ウェブ技術方面に知悉した人がよく使う論法なので、ここでまとめて批判するが、ウェブだから「公」の話しかしてはいけないだとか、「私心」を垂れ流してはいけないだとか、そもそもそういう二分法自体が非常に粗雑で稚拙である。

「ウェブだから」というのがなんだか良く分からないが、例えば正しいマークアップのしかたを理解してもらうという明確な目的を持った「政治的」活動をするとして「私心」などそのまま公開するわけもなし。また論争相手がいたとして彼の「私心」を土俵にあげるのを許すわけもなく。誰も芸術活動をしているわけではない(と思う)から、別に粗雑だとも稚拙だとも思わないな。全てゴールに依存する。そもそも「よく使う論法」の一例が知りたかった。どういう状況でどう使ったのか。